目次
1.センターからのお知らせ
(1)新年を迎えて
(2)録音図書用CDの寄贈
2.新刊録音図書の紹介
3.新刊点字図書の紹介
4.おすすめ図書の紹介
5.サピエ図書館人気図書ランキング
6.1月のカレンダー
編集・発行 |
青森県視覚障害者情報センター |
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開館時間 | 平日 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分 |
休館日 | 土曜日、日曜日、国民の休日及び年末年始 |
所 在 地 |
〒038-8585 青森市石江江渡5-1 青森県青森福祉庁舎3階 |
電話 | 017-782-7799 |
ファクス | 017-782-7228 |
aosise@aosise.com(代表) refere@aosise.com(貸出専用) |
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ホームページ |
http://www.aosise.com/
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1 センターからのお知らせ
(1)新年を迎えて
青森県視覚障害者情報センター 所長 佐々木 秀勝
新年、おめでとうございます。センター利用者・奉仕員の皆様には、日頃よりご利用いただき、誠にありがとうございます。
昨年の4月から所長を仰せつかり、情報の発信に努めておりますが、特に、テレビやラジオに出てこないような話題を中心に地域情報を提供するように努めております。時間や紙数に限りがあることから内容の決定の際、地域のバランスや視覚関連を考慮しつつも悩みが耐えないものです。また、昨今の登録者の減少傾向にともない、新規登録者の増強に努める必要性から、各市の広報を活用しセンターのPRを図っているところです。皆様の知り合いの中で、未利用者がおられましたら、ぜひ視覚障害者情報センターの紹介をお願いいたします。
また、全国的な動きとして、読書困難者に関連する法律化が進められておりますが、当センターはさらなる読書環境の向上を目指して今年も活動して参りますので、よろしくお願い申し上げます。
それでは、皆様にとりまして、よい年になりますよう、祈念いたしますとともに、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(2)録音図書用CDの寄贈
一般社団法人青森県医薬品配置協会様から、平成30年11月20日、視覚障害者の方々のためにと、CD300枚の寄贈がありました。ご芳志に心から感謝申し上げます。
2 新刊録音図書の紹介
図書番号・書名・著者名・時間数・巻数・原本出版年・内容紹介の順にご紹介します。(デイジー図書は時間数、テープ図書は巻数です。書名の前のAの記号は郷土資料を示します。)
【哲学】
1 うまくいっている人の心を整えるコツ~トップアスリートから経営者、心の専門家まで~ ビジネス心理総研 編 4時間43分
2017年出版。心の持ち方次第で人生は変わる。超一流たちが結果を出すために実践している「心を整える技術」をピックアップし紹介する。
【歴史】
2 A おはなし歴史風土記〔2〕~青森県編~ 歴史教育者協議会 編
2時間57分
1985年出版。青森県の歴史の中から10のできごとをとりあげ、児童向けのおはなしにしたもの。
3 征夷大将軍研究の最前線~ここまでわかった「武家の棟梁」の実像
日本史史料研究会 監修 関口 崇史(せきぐち たかし) 編
9時間33分
2018年出版。武家政権700年の“通説”を覆す12論稿を掲載。
【社会科学】
4 誰も書かなかった老人ホーム 小嶋 勝利(こじま かつとし) 著 7時間5分
2018年出版。介護の現場を経験し、相談者のニーズに合った施設を提案する著者が、老人ホームのウラ話を語り、さまざまな疑問に答える。
5 全国盲学校弁論大会全国大会 第87回(平成30年度)
Disc1:1時間13分 Disc2:1時間13分
平成30年10月5日、福島県で開催された全国盲学校弁論大会の様子を収録。CD2枚組。通常のCDプレーヤーで聞くことができます。
6 A 青森の伝説 青森県小学校国語研究会 編著 青森県児童文学研究会 編著 6時間26分
1980年出版。県内の小、中学校の教員や県民から募集した「青森の伝説」52編。
【文学】
7 A お天気屋のお鈴さん 堀川 アサコ(ほりかわ あさこ) 著 6時間45分
2018年出版。お鈴さんは、江戸時代の呉服屋のお嬢さまの幽霊。OLのカエデに取り憑き、奉公人扱いするなどやりたい放題。
8 虚像のアラベスク 深水 黎一郎(ふかみ れいいちろう) 著 8時間
2018年出版。バレエ団に公演中止を求める脅迫状が届いた。演目の『ドン・キホーテ』は危険なシーンばかり。海外の要人警護の任務も加わり、緊張の中、舞台の幕があがる!
9 最後の晩ごはん[10]かけだし俳優とピザトースト
椹野 道流(ふしの みちる) 著 6時間47分
2018年出版。「ばんめし屋」の店員の海里は、後輩の芝居の読み合わせに付き合うことに。しかし練習場所に、名も無き役者の幽霊が現れて。
10 鯖猫長屋ふしぎ草紙[4] 田牧 大和(たまき やまと) 著
7時間34分
2018年出版。鯖縞模様の三毛猫サバが一番いばっている「鯖猫長屋」で、利助・おきぬ夫婦が大喧嘩。その裏に怪しげな呪い師の影が。
11 庶務行員多加賀主水が泣いている 江上 剛(えがみ ごう) 著 7時間19分
2018年出版。第七明和銀行高田通り支店の若手行員が自殺。庶務行員・多加賀主水は頭取たっての極秘指令を受け、死の真相を追う。
12 爆裂通貨 警視庁公安部・青山望〔11〕
濱 嘉之(はま よしゆき) 著 9時間4分
2018年出版。警視庁公安部のエース青山望が、日本の隙に忍び寄る北朝鮮の影を追う。警察小説シリーズ第11弾。
13 ラストチャンス再生請負人 江上 剛(えがみ ごう) 著 12時間22分
2018年出版。合併行での居場所を失い飲食フランチャイズ会社に転職した樫村だが、隠蔽された巨額負債が発覚、社は倒産の危機に陥る。
デイジー化した図書
テープで製作したものを、デイジー版に編集したものです。
【歴史】
14 A 津軽奇人伝 原子 昭三(はらこ しょうぞう) 著
7時間9分
1984年出版。青森県教育振興会の機関紙に昭和50年から掲載された「津軽奇人コ物語」のうち、23名分をまとめたもの。
【文学】
15 桜の樹の下で 渡辺 淳一(わたなべ じゅんいち) 著
13時間34分
1989年出版。満開の桜の下で母と娘が同じ人に惹かれて恋した。花の魔性に憑かれた人びとが織りなす快楽と背徳の美を描く。
16 ひとつとや 竹西 寛子(たけにし ひろこ) 著 6時間34分
1983年出版。古典・美術・自然・生活などを通して目と耳をとぎすました著者の知的な声が伝わる随想集。
17 ひとつとや〔続〕 竹西 寛子(たけにし ひろこ) 著 6時間3分
1984年出版。古典・美術・自然・生活などを通して目と耳をとぎすました著者の知的な声が伝わる随想集。続編。
18 サイゴンから来た妻と娘 近藤 紘一(こんどう こういち) 著8時間27分
1979年出版。戦火のサイゴンで子連れのベトナム女性と結婚した新聞記者の家庭内で巻き起こる小事件を軽妙に描く。第10回大宅賞受賞。
あんな本こんな本(官能小説)
19 叔母はスチュワーデス 浅見 馨(あさみ かおる)著
4時間20分
その他貸出録音資料
ここで紹介する資料は、センターへ寄贈されたものです。各自治体の資料などは、自治体へ直接お問い合わせください。
- 音声広報CD「明日への声」 vol.64 一般CD1枚
- RAB耳の新聞 一般CD1枚
(平成30年10月21日から平成30年11月11日放送分収録)
・平成30年10月21日 ・・・・・・・・・・担当:南舘 邦士
「あんまの夜明けをよぶ男 第2話~出会いこそ金なり~」
・平成30年10月28日 ・・・・・・・・・担当:小田垣 康次
「青森県の魅力 音と語り~なかじまみか講演会より~」
・平成30年11月4日・・・・・・・・・・・担当:棟方 庸子
「農福マルシェinはちのへホコテン」
・平成30年11月11日 ・・・・・・・・・担当:秋田 修
「腹の奥底に響く大太鼓の音」
- あん摩師等法19条を守る全国決起集会仙台大会
(2018年11月11日 アパホテルTKP仙台駅北)
デイジー1枚(2時間24分)
私たちは、人のために役に立ちたい。そして、社会に貢献したい。
だから基盤となる「あはき業」を続けたい。
あん摩師等法19条を守るために、東京、大阪、仙台の三か所にて決起集会が開催されました。仙台の決起集会の様子を収めたデイジーです。
3 新刊点字図書の紹介
図書番号・書名・著者名・冊数・原本出版年・内容紹介の順にご紹介します。(書名の前のAの記号は郷土資料を示します。)
【哲学】
1 ストレスを操るメンタル強化術 メンタリストDaiGo 著 3冊
2018年出版。メンタルが弱い人だからこそ抱えているストレスや、失敗と挫折、内向的な性格といった「弱点」を活かすメソッドを提案する。
2 不安にならない技術 和田 秀樹(わだ ひでき) 著 2冊
2016年出版。アドラーと同じ時代を生きた日本の医学者・森田が創始した「森田療法」の生活への取り入れ方をやさしく紹介した入門書です。
3 人生に余生はない~ひとり暮らしの快老学~
石垣 綾子(いしがき あやこ) 著 3冊
1992年出版。八十八歳。ひとり暮らしを始めた。とまどい、つまづき、失敗を重ねた。しかし新しい生活は、もう一つの世界を拓いてくれた。
【技術.工学】
4 罪悪感のない間食・夜食 木村 幸子(きむら さちこ) 著 2冊
2018年出版。豆腐や発酵食品など、体に良い食材を使ったスイーツや夜食など、罪悪感を感じることなく食べられるレシピを紹介します。
【芸術.美術】
5 ありのままに~「三度目の人生」を生きる~
西城 秀樹(さいじょう ひでき) 著 2冊
2012年出版。再発した脳梗塞から復帰し、「三度目の人生」を歩み始めた西城秀樹が、ありのままの自分、ありのままの思いを綴る。
6 負けないで! 小笠原 恵子(おがさわら けいこ) 著 2冊
2011年出版。障害者として弱い立場に甘んじてしまう悔しさや、本当は負けたくないという気持ちを紛らわせることができるのは、ボクシングだけだった。日本初の聴覚障害の女子プロボクサーになるまでを綴る。
【文学】
7 黒落語(くろらくご) 近藤 五郎(こんどう ごろう) 著 3冊
2018年出版。御一新後の大阪。東京から逃げ出してきた噺家 朝馬が妬みの腑から絞り出すおっかねえ落語五席。
8 Kの連鎖 安楽寄席探偵の事件簿〔5〕
鎌田 善和(かまた よしかず) 著 3冊
2017年出版。落語はあまりご存知じゃないミステリーファンに向けた一冊。落語界のウラがわかる?謎解きミステリ。
9 A 幻想温泉郷 堀川 アサコ(ほりかわ あさこ) 著 4冊
2016年出版。次の世へ渡るはずが、成仏できない人たちは、どうやら生前、罪を洗い流す温泉に入っているらしい。「幻想郵便局」続編。
10 恋の埋み火 恋と愛のシリーズ〔2〕
佐々 泉太郎(さっさ せんたろう) 著 3冊
2018年出版。妻の死をきっかけに再会。歳を重ねたふたりの、恋の歯車が動き出し…。高齢男女の燃え上がる恋心を、医師の視点で描く。
11 13歳は怖い 池田 美代子(いけだ みよこ)、辻 みゆき、 伊藤 クミコ、にかいどう 青(あお)作 高上 優里子(たかがみ ゆりこ)絵 2冊
2017年出版。古くから「13」は不吉な数字と言われてきました。4人の作家が「13歳」をテーマに描く恐怖のホラー短編全5話を収録。
12 泣き虫先生、父になる 手習い所純情控帳〔4〕
誉田 龍一(ほんだ りゅういち)著 3冊
2018年出版。商人の両親が消えてしまったという2人の子どもを刀林寺に住まわせることにするが、2人は悪さばかりして小次郎を困らせ…。
13 ψ(プサイ)の悲劇 Gシリーズ〔11〕
森 博嗣(もり ひろし)著 4冊
2018年出版。八田博士が失踪して1年。博士のコンピュータから「ψの悲劇」と題された奇妙な小説を発見する。その夜、死が屋敷に訪れ…。
14 天に送る手紙 森 敦(もり あつし)著 1冊
1990年出版。「本の窓」に連載し、亡くなる直前まで書き続けられた、森敦の好評エッセイ。簡潔だが含蓄ある文章は、詩のように美しい。
15 愛子の小さな冒険 佐藤 愛子(さとう あいこ)著 3冊
2017年出版。ポップで元気すぎる昭和40年代の世相を背景に、佐藤愛子が弾ける社会探訪記。
16 いつか見た青空 黒沢 絵美(くろさわ えみ)著 3冊
2018年出版。走る喜び、書く楽しみ。視力がなくても心豊かに生きている。書き綴ってきた十余年の軌跡をまとめたエッセイ集。
17 若いころ美人だったおばさんのひとりごと
浅香 美由希(あさか みゆき)著 1冊
2018年出版。理想のパートナーと出会い結婚したいと願う女性へ、人生の先達が炙り出す男性のあられもない姿に、何物かを感じる一冊。
厚労省委託・寄贈点字図書
【社会科学】
18 15歳から身につける経済リテラシー
岡野 進(おかの すすむ)著 3冊
2017年出版。経済の仕組みや日本と世界のいまを、プロのエコノミストが丁寧に解説。高校生から大人まで、世の中を賢く生きるための一冊。
【文学】
19 西遊記〔12〕 珠の巻(じゅのまき)
斉藤 洋(さいとう ひろし)著 2冊
2018年出版。斉藤洋の西遊記シリーズ第12弾。
20 パンツ・プロジェクト クラーク キャット 著 三辺 律子(さんべ りつこ)訳 3冊
2017年出版。男子はズボン。そんなの、いったい、いつの時代の話。リヴは、秘密の一大プロジェクトにのりだした。さわやかな青春小説。
21 バクのバンバン、町にきた フェイバー ポリー 作 松波 佐知子(まつなみ さちこ)訳 1冊
2016年出版。マンゴー・ナンデモデキルは、勉強も運動も、なんでもできる女の子。バクの子、バンバンに出会い、すっかり仲良しになって。
あんな本こんな本(官能小説)
22 甘い罠(ハニートラップ) 八神 淳一(やがみ じゅんいち)著3冊
その他貸出点字資料
ここで紹介する資料は、センターへ寄贈されたものです。各自治体の資料などは、自治体へ直接お問い合わせください。
・心の糧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・曹洞宗宗務庁 発行
・月刊東洋療法 ・・・・・・・・・全日本鍼灸マッサージ師会 発行
・にってんブレイル ・・・・・・・・・・・・日本点字図書館 発行
・広報あおもり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・青森市 発行
・点字毎日 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・毎日新聞社 発行
・赤旗 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日本共産党 発行
4 おすすめ図書の紹介
今月のおすすめ図書は、芥川賞作家「高橋 弘希(たかはし ひろき)」の作品を紹介します。両親が青森県の出身。青森県で過ごした夏休みが創作の原点にあり、黒石市が主な舞台の芥川賞受賞作「送り火」ほか、随所に青森県の影響が見え隠れするとのことで、第71回東奥賞も受賞しています。
「送り火」 2018年出版 2冊/3時間35分
東京から山間の町に引っ越した中学3年生の歩。級友とも、うまくやってきたはずだった。あの夏、河へ火を流す日までは…。自然は沈黙し、少年たちは血の遊戯に熱狂する。第159回芥川賞受賞。
「指の骨」 2015年出版 2冊/3時間26分
太平洋戦争中、激戦地となった南洋の島で、野戦病院に収容された若き兵士は何を見たのか。戦争を知らない世代が圧倒的リアリティで描く、著者デビュー作。新潮新人賞受賞。
「日曜日の人々(サンデー・ピープル)」 2017年出版
2冊/4時間49分
他者に何かを伝えることが、救いになるんじゃないかな。亡くなった従姉から届いた日記。それをきっかけに、僕はある自助グループに関わるようになり…。死に惹かれる心に静かに寄り添う青春小説。
第39回野間文芸新人賞受賞。
「スイミングスクール」 2017年出版 2冊/3時間52分
父の不在。愛犬の死。不妊の疑い。実家の片付け。神社の縁日。そ
して謎のカセットテープ。離婚した母とその娘との、繊細で緊張感あ
る関係を丁寧に描き出した表題作。死の淵にいる娘を為すすべもなく
見守る父の苦悩を描く。第155回芥川賞候補作「短冊流し」を併録。
5 サピエ図書館人気図書ランキング
サピエ図書館で、11月に人気のあった図書ベスト3をご紹介します。
貸出希望の方は、当センターまでご連絡ください。
【デイジー図書】
1位 任侠浴場 今野 敏 著 7時間34分
2位 架け橋 ~風の市兵衛20~ 辻堂 魁 著 7時間15分
3位 殺戮の罠 渡辺 裕之 著 10時間48分
【点字図書】
1位 スマホを落としただけなのに 志駕 晃 著 5冊
2位 人魚の眠る家 東野 圭吾 著 6冊
3位 コーヒーが冷めないうちに 川口 俊和 著 5冊
6 1月のカレンダー
・仕事始め ・・・・・・・・・・・・・・・4日(金曜日)
・図書選定委員会・・・・・・・・・・・・17日(木曜日)
・点字担当職員研修会に職員1名参加(東京都)・・・ 31日(木曜日)
・図書整理日・・・・・・・・・・・・・・ 31日(木曜日)